IMPLANT
インプラント
インプラント治療は、歯周病やむし歯で歯が抜けてしまった部分に「インプラント」と呼ばれる金属の人工歯根を埋め込んで、その上から人工歯を装着することで、かみ合わせや審美性を回復させ、歯の機能を回復させる歯科治療です。インプラント治療なら、天然の歯とほとんど変わらない見た目や噛みごこちで、会話や食事を楽しむことができます。メーカー:ノーベルバイオケア,アストラテック
当院での治療実績
平成9年5月にインプラント治療を開始し22年以上、総埋入数は2,000 本を越え、治療後の5年間の成功率は99%を超えており、安心して治療が受けられると思います。取り外しの必要も無いので人前でも口元を気にせず、食事や会話を楽しんで頂けます。
インプラントによる治療
両隣の歯はそのままで、負担もかかりません。
他の歯への影響
失われた歯根部分の骨を支えにして人工の歯を固定します。噛む力は天然の歯と同じように骨に伝わります。
歯の固定方法
義歯はあごの骨に固定され、力を入れて噛むことができます。食感も天然歯に近く、食べる楽しみを取り戻すことができます。
固定力・食感
従来の治療法
他の歯への影響
この形のブリッジでは、周りの歯を大きく削らなければなりません。
歯の固定方法
奥歯を固定するために、金属の支えを使用する例。違和感があり、清掃も難しく、見映えも良くありません。
固定力・食感
総入れ歯の場合、入れ歯を固定する力が弱く、ぐらついたり、ずれたりします。そのため、食べ物を 噛むために充分な力をかけることができません。
インプラント治療の流れ
失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の硬さ、大きさ、位置により、治療法には様々な選択肢があります。歯にかかる力の方向や強さはもちろん、患者さんに無理のない衛生管理などを含め総合的に検討した上で、治療計画が立てられます。
1.診査と治療計画
ガイデットサージェリーという専用のソフトウェアを用いて、理想的な場所をシュミレーションし、より安全でより精確にあごの骨にインプラントを埋め込みます。
2.一次手術
一次手術後、3~6ヶ月の治癒期間をおくことで、インプラントと骨が強い力で結合します(オッセオインテグレーション)。この期間、仮の歯を使用できる場合もあります。
3.治癒期間
4.二次手術
歯ぐきを開いて人口の歯を取り付ける準備をします。この状態で歯ぐきが治るまで1~6週間おきます。
5.人工の歯を作製・装着
歯ぐきが治った時点で型を取り、人工の歯を作ります。形や色などは患者さんに合わせて作製し、インプラントに取り付けます。
6.メンテナンスと定期検診
治療した部分に限らず、口の中を衛生的に保つ必要があります。 ブラッシングなどについて適切な指導を受け、また3、4ヶ月に1回程度の定期検診を受けてインプラントや人工の歯の状態、噛み合わせを確認します。